室外機がいらないエアコン「ASPAC」とは?仕組みや用途をまとめ!

エアコンのしくみ

今回は室外機がいらないエアコン「ASPAC(アスパック)」について解説します

ASPACは日本ピーマックが製造販売している空調機で、室内機の設置だけで冷暖房が可能です。室外機の設置スペースを確保しづらい施設で採用されています。

なぜASPACは室外機がいらないのでしょうか?しくみを解説していきます。

この記事の内容
  • ASPACとは?
  • ASPACのしくみ。なぜ室外機が不要なのか?
  • ASPACの用途
  • 100V電源・完全ドレンレス一体型エアコン「レスQ」

室外機不要のエアコン「ASPAC」とは?

ASPAC(アスパック)は、日本ピーマックが販売している空調機です。

ASPAC ATP32FA(日本ピーマックHPより)

室外機を設置することなく、エアコンを設置できるのが特徴で、おもに室外機の設置スペースが確保しづらい雑居ビルや高層ビルなどで採用されています。

天井吊下型のほか、ペリメーターゾーンに最適な床置き型もラインナップされています。

ASPACのしくみ 室外機内蔵のため、ダクト工事だけでOK!

ASPACに室外機が不要な理由は、室外機に相当する部品が室内機に内蔵されているためです。

ASPACは「窓用エアコン」とほぼ同じ構造をしています!

室内側と室外側がエアコン内部で仕切られており、それぞれにファンが装備されています。これにより、室外機を設置することなく、冷暖房することができます。

屋外に廃熱を排気するためのダクトやガラリの設置は必要ですが、室外機を設置するより大幅な省施工が可能になります。

ASPACなら外気取り入れ外気冷房もできる!

ASPACの一部機種では、外気を取り入れる機能も搭載されています。

室外側のダクトにダンパーが搭載されており、必要に応じて室内に外気を導入することができます。

中間期や冬期の外気冷房にも対応しており、省エネルギー設計に貢献します。

「外気冷房」とは?

涼しい外の空気を取り入れることで冷房を行うことを「外気冷房」といいます。コンプレッサーを稼働させる必要がないため、消費電力を抑えながら冷房を行うことができます。

インバーターも搭載!省エネに貢献します!

かつてASPACといえば定速機(ON-OFFを繰り返して温度調整する)のイメージがありましたが、現行のASPACはインバーターエアコンになっています。

一般的なパッケージエアコンのように、温度設定に基づいて能力調整ができるため、無駄のない空調が可能です。

過去の機種に比べ、コンプレッサーの始動電力も低減されており、省電力化に貢献します。

ダクトもドレンも不要な空調機「レスQ」

ダクトもドレン配管も必要ない空調機もあります。日本ピーマックのスポット空調機「レスQ」は、天井に吊下げるだけで設置できます。

電源は単相100V、排熱ダクトもドレン配管の設置も不要で、冷房・暖房両方ができます。本当にコンセントに電源コードを挿して、天井に吊下げるだけです。

とっても簡単にエアコンを付けられます。

排熱は天井内のスペースに吹き出して処理します。ドレンも凝縮熱を使って蒸発させ、冷房時は天井内、暖房時は室内に放出することで、完全ドレンレスを実現しています。

ただし、冷暖房能力は1.5kWと小さいため、小さなスペースの空調に向いています。

まとめ

今回は、室外機がいらないエアコン 日本ピーマックの「ASPAC」についてご紹介しました。

日本ピーマックは特殊な用途に特化したさまざまな空調機を開発しています。ぜひチェックしてみてください。

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