「ドレンアップメカ」ってなに?しくみと必要な場面をまとめ!

エアコンのしくみ

今回は「ドレンアップメカ」について解説します

業務用エアコンでは一般的な設備ですが、家庭用エアコンでもときどき使用されることがあります。「ドレンアップメカ」の仕組みや必要性、使われるケースについて写真つきで解説します!

「ドレンアップメカ」とは?室内機の排水を汲み上げるポンプのこと!

ドレンアップメカとは、ドレン(室内機から出る水)を汲み上げるためのポンプのことです。

左に付いているのが「ドレンアップメカ」(オーケー器材製)

エアコンで冷房や除湿を使うと、室内の湿気がエアコン内部で結露します。この結露のことを「ドレン」といいます。

「ドレンアップメカ」が使われる理由

通常、ドレン水は「ドレン管」という専用のホースで室外に排水されます。高いところに設置された室外機から、重力に従って室外まで流れ落ちています。

夏場に室外機の周辺から水が出ているのは、ドレン管をつたって、ドレン水が排出されているからです。

一般的な住宅では、室内機と室外機が近いため、重力に任せておくだけで正常にドレンを排水できます。

しかし、建物の仕様によっては、ドレン管が非常に長くなったり、自然排水に必要な下り勾配を確保できないことがあります。

ドレンアップメカがよく使われる場面
  • 商業施設など一般住宅以外の施設(配管が長いうえ、集中排水する必要がある)
  • ハウジングエアコン、マルチエアコンなど隠蔽配管の場合
  • 設置場所の制約上、配管長が長い場合

こうなると、自然排水では排水が追いつかなくなったり、最悪室内機にドレン水が逆流する可能性があります。

そこで使われるのが「ドレンアップメカ」です。ドレンアップメカはドレン水をポンプで汲み上げ、勢いをつけてドレン水を排出してくれます。

家庭用では、外付けできるドレンアップメカが販売されています。エアコンの運転状況により必要な場合のみドレンアップメカが自動的に作動してくれます。

いったん上に向かっているのがドレン管(写真右側)。わざわざ配管を立ち上げるのはドレンアップメカを正常に動作させるため。ドレンアップメカでドレンを勢いよく上方に噴出し、遠方まで排水を送り出す。

業務用エアコンでは、ほとんどの形式の室内機に内蔵されています。

写真のようなカセット型など、天井に埋め込むタイプのエアコンであれば、ほとんどの機種でドレンアップメカが搭載されています。

まとめ

今回は「ドレンアップメカ」について解説しました。参考になれば幸いです!

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